東日本大震災で予断を許さない状況が続く東京電力福島第1原発。予想を超える大津波に見舞われ、「想定外」の連鎖で事態が深刻化した。大津波の可能性を指摘する研究者もいたが、東電は想定の見直しを事実上、棚上げし、国内最悪の原発事故を防げなかった。 ■大津波...
「何十年後の未来人は『一九七〇年代の人類は原子力に対してなぜあんなにビクビクしたのだろう。』と首をかしげるかもしれません」。手元に東京電力の広報誌、「東電グラフ」の昭和51年1月号がある。 ▼知人が小学生のころ、火力発電所を見学した際にもらったもの...
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は28日の記者会見で、福島第1原発について「状況が安定するまで、まだしばらくの時間がかかると思う」との考えを示した。 天野氏は原発の状況が「依然深刻だ」と繰り返し強調。一方、現場の関係者らの努力により「問...
フランス原子力安全局のラコスト局長は28日の記者会見で、福島第1原発事故で放出された放射性物質による汚染は、屋内退避の範囲である原発から半径30キロ圏の外側にも広がっているとの認識を示した。 ラコスト局長は、事故の状況などから「30キロ圏外に汚染が...